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目的
心を通わせるために音でのコミュニケーションをとる。対象者の思い出の曲、心に残っている曲をリクエストしていただき、生演奏する。音楽は誰でも参加でき、共有することができる。
一緒に歌うことにより、1人で歌うことにより1人で歌う以上の心の盛り上がりを感じることができる。大きい声を出すことで、酸素を吸う。胸部が強くなり健康に良い。肺の動きが活発となる。
ストレスを発散することができる。リズム打ちなどで体のリズムをとりもどす。軽い体操も、機能を高めることができる。
- 皆で共感することができる 皆で楽しめる対象者の1日のリズムをとりもどす。
- 発声(声を)出すことにより呼吸器、胸肺を強くする。
- 昔のなつかしい歌をうたい思い出させる。
- 言葉を発し、脳のはたらきを良くする。
- 自分の好きな曲、思い出の曲を演奏し、ともに歌う。
- 心の安らぎをつくる。
- 体の機能を高める。
音楽とは?
神話や伝説・・・音楽は神々から人間に授けられたもの。歌い手は預言者であり音楽は魔力をもつ。
「音楽は異性を求め、誘う行為」チャールズ・ダーウイン(進化論で有名な生物学者)
「音楽共同作業を容易にするための手段」カール・ピッシャー(「労働とリズム」を著した経済学者)
「音楽は話し言葉からうまれたもので、それは強調された言葉」ジャン・ジャック・ルソー、ハーパード・スペンサー(哲学者)
「音楽は音によるコミュニケーションの手段」カール・シュトンプ
音楽は歌うことから始まった。そして、歌を盛り上げるために、自分たちの身近にあるものを使って楽器を生み出した。
音楽療法とは?
古代エジプトの僧侶や医師たちは音楽を魂の治療薬としていた。
病院内音楽活動教会設立 1926年 イサ・マウド・イルセン
アメリカ音楽療法協会発足 1971年
音楽療法の楽器
キーボード、ピアノ、エレクトーンを主として使い、特に、指の力が弱い方々にはエレクトーンを使用している。
重度身体障害者においては、動かそうと意識すると筋肉が緊張するため音楽を使うと力が抜け、無理なく動かすことができるなどの効果がある。
発語がなかった方も、曲にあわせ声が出せるようになるなど、少しずつの効果がある。又、曲を覚えたり、アンサンブルができたり、自分の世界を広げている方もいる。
音楽療法の時間の集中度が高い。
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